包茎の治療の費用ってどれくらいが妥当なのか?
美容外科クリニックで手術を受ける場合、基本的に自由診療となります。つまり、全額実費です。
各クリニックによって料金も違えば施術メニューや術式も数多くあり、どれを選択すれば良いのかわかりづらい方も多いと思います。
一言で包茎と言っても個人によって状態も違えば、術後に求める事も違ってきますが、相談に行く前にある程度の目安は知っておきたいところ。
この記事では別府市で包茎治療を希望される方に、有名な包茎クリニック治療費の相場(2021年度)についてまとめてみました。
数多くある治療方法。まずは2種類に絞って検討してみよう。
包茎手術を検討する際に何がどう違うのかがわかりにくい理由の一つとして手術の術式の多さがあります。
各クリニックで治療に対する方針や考え方も違い、他院よりも優位性を図るために、独自の治療技術やオリジナルの名称を使った施術メニューもたくさん用意されています。
その結果、治療を受ける側にとっては「どれを選べばよいのか?」大変わかりづらい事になっています。
福岡市内や各主要都市では、包茎クリニックの数も多く混乱しやすいのですが、ここはシンプルに大きく2種類に分けて考えてみる事をオススメします。
その術式が、環状切開法と呼ばれる最も広く採用されている治療方法と、執刀医の手技によって行われる亀頭直下埋没法です。
比較的安価で安全に包茎を解消できる環状切開法。
環状切開法は、包茎の治療を行うほぼ全ての美容外科クリニックや一般の病院である泌尿器科が取り扱っている術式です。
その理由としては、包茎治療の経験が浅い医師でも比較的かんたんに行う事ができる事と、性感帯を落とす事なくリスクを抑えて露茎を行う事ができる点です。
よく広告などで見かける包茎治療が数万円からとなっているのは、この環状切開法と考えておいていいでしょう。
有名クリニックの環状切開法の治療費としては以下のようになっています。
上野クリニック | ABCクリニック | コムロメンズクリニック | 本田ヒルズタワークリニック |
79,200円(税込)から | 50,000円(税込)から | 77,000円(税込) | 110,000円(税込) |
使用する縫合糸によって変動する。 | 真性包茎とカントン包茎は150,000円(税込)。 | 学生とWEB経由の申し込みで66,000円(税込)。 | 包茎専用器具を用いた方法。 |
なお、保険診療の場合の治療費は、およそ3万円前後で考えておくとよいでしょう。
安価で安全と言われる環状切開法のデメリットについて。
環状切開法はクランプと呼ばれる器具を使って包皮を切除する術式で治療時間も20分程度と短く済むなどのメリットもありますが、仕上がりに関しては難点な部分があります。
傷跡が目立ってしまったり、亀頭下がピンクと茶色のツートンカラーになってしまう恐れがあります。
つまり、不自然な形に仕上がってしまい、見た目で「この人、ペニスの手術してんじゃない?」と、バレてしまう場合も。
そんな術後の仕上がりや、自然な見た目が実現できるように改善された治療方法が、亀頭直下埋没式になります。
治療費は割高になるが、キレイな仕上がりを求めるなら亀頭直下埋没法。
亀頭直下埋没法は環状切開のようにクランプといった器具を使うのではなく、熟練の医師による手技(メスを使った執刀)によって包皮を切除します。
この治療法は、術後の仕上がりに不安のある環状切開のようなリスクを抑え、傷跡が目立つ事なく自然な仕上がりが実現できる事です。
各クリニックによって独自の名称で呼んでいますが、自然な仕上がりを謳った治療はほぼこの亀頭直下埋没法をベースにしています。
恐らく相談に行ったクリニックの大半以上が、亀頭直下埋没法をベースにした治療方法を勧めてくるかと思います。
亀頭直下埋没式の各クリニックの費用は次のとおりです。
上野クリニック | ABCクリニック | コムロメンズクリニック | 本田ヒルズタワークリニック |
121,000円(税込)から660,000円(税込) | 110,000円(税込)。 | 220,000円(税込) | 220,000円(税込) |
先述した環状切開法の費用に、希望する項目の費用が加算される料金体系。 | 仮性包茎のみ。他の男性期治療との同時施術も可能。 | 亀頭直下ダブルVカット法でどの包茎タイプにも対応。 | 亀頭直下ダブルVカット法でどの包茎タイプにも対応。 |
亀頭直下埋没法のデメリットについて。
仕上がりがキレイで見た目でバレる心配も少ない亀頭直下埋没法ですが、こちらのデメリットについてもお伝えします。
亀頭直下埋没法のデメリットとしては高度な技術が必要であるため、費用が割高になってしまう事。
それと手技で行う治療法であるため、執刀医の腕前によって出来栄えが左右されてしまう事が挙げられます。
もしこちらの術式を選ぶ場合は、当日の執刀医について詳しく調べておきましょう。
切らない手術はどうなのか?
包茎治療を行ううえで、包皮はバッサリ切るべきなのか?それとも切らずに温存しながら包茎治療は解消できるのか?という疑問もあるかと思います。
これについては各クリニックでも考えが分かれていて、そもそも切らない手術を採用していないクリニックもあります。
その理由としては、余ってしまっている皮を強制的に剥いているだけなので、再発のリスクがある事と、効果が軽度の仮性包茎にしか期待できない点が挙げられます。
費用に関しては安価で、相場でいえば3〜5万円前後で施術できると考えておくとよいでしょう。
ちなみに上記で挙げさせていただいた有名クリニックでは、どこも切らない包茎治療は行っていないようです。
まとめ。
ここまで気になる包茎クリニックの治療費用の相場について、別府市の包茎で悩む男性から人気のクリニックを例に挙げさせていただきました。
様々な治療方法がある包茎ですが、基本的には環状切開法と亀頭直下埋没式の2種類から選択されるとよいでしょう。
それぞれのメリット・デメリットや、クリニックの方針や考えであったり、担当してくれる医師との相性や実績などから総合的に選んで診て下さい。
ご自身のご予算や仕上がり具合、今後の生活において何を大事にするのかなど、しっかりと熟考して納得のいく判断をしていただければと思います。
納得いく治療を行うためには、一つのクリニックだけで決めてしまわず複数のクリニックに相談して、自分の考えや希望とマッチしそうなクリニックを選択してみる事が大切です。
包茎専門クリニックの選び方については、こちらの記事も参考にしていただけます。
今回の記事が参考になれば幸いです。