男性器の悩みとして代表的な包茎ですが、真性包茎やカントン包茎とは違って仮性包茎の場合は「見た目」に関する悩みが多く、清潔に保てば特に治療の必要がない場合もあります。
しかし、包茎である以上どのタイプの包茎も恥垢が溜まりやすい事には違いがなく、不衛生な状態のまま放置し続ければ、性病や感染症に罹患するリスクも高まります。
この記事ではそんな包茎による性病・感染症について、詳しくお伝えし大分で包茎を中心とした男性器で悩む方に選ばれているクリニックについてご紹介していきます。
この記事ではこんな事がわかります。
性感染症（STD）とは
STDは、性感染症（Sexually Transmitted Diseases）の略語であり、あらゆる性行為によって感染してしまう病気の事を言います。
性行為の種類や相手・性別を問わず、亀頭周辺、陰茎や膣に付着している細菌やウイルスを自分に付着させたり、相手に付着させる事で感染を引き起こす場合があります。
性感染症の主な発生源について
性感染症が発生する原因となる病原体は、人間の体液（精液や膣液、血液など）から、主に人間が持つ性器を介して感染します。
性器以外にも喉、鼻、口、眼、肛門などから感染する場合もあります。
包茎であると性感染症（STD）にかかりやすい理由とは？
細菌やウイルスという微生物が体内に侵入しますので、包茎以外の方でももちろん感染リスクはありますが、包茎の場合だと通常露茎している人に比べてその感染リスクは高くなります。
その理由としては、亀頭の皮膜が露茎している亀頭と比較してより薄く弱い状態にあり、亀頭包皮炎に代表されるように炎症を起こしやすい部分が挙げられます。
健康な皮膚からの感染はほとんどなく、侵入の方法はほぼ体液や傷口です。ただでさえデリケートな亀頭が菌が付着しやすい湿潤傾向である包茎では、細菌やウイルスなどの侵入をより起こしやすくなります。
包茎がきっかけでなりやすい主な病気
包茎である事がきっかけでなりやすい病気について、代表的なものをいくつか取り上げてみました。
その病名と症状については次のとおりです。
亀頭包皮炎
包茎である事が原因でよく起こる症状がこの亀頭包皮炎で、一般的な症状としましては、包皮が赤く腫れて亀頭と包皮の内側に炎症がでます。
通常時や排尿時に痛みが出て、ひどい場合ですと膿が出たりもします。
こうなってしまう主な原因は包皮と亀頭の間に溜まる恥垢によって感染が起こり、炎症を引き起こすからです。こまめに洗い流すなど清潔に保ちましょう。
陰茎ガン
陰茎ガンは扁平上皮癌とも言われ、陰茎部に悪性の腫瘍ができる症状で自覚症状があまりなく、早期に発見できる機会が少ないとも言われています。
進行が進むと排尿がしづらくなる場合があり、そういった症状が見られる場合は恥ずかしがらず、早めに見てもらいましょう。
陰茎ガンが発生してしまう原因として考えられる要因の一つに、亀頭包皮炎と同じく恥垢による不衛生があります。
また、陰茎ガンを持つ男性と性的関係を持った女性は、子宮頸がんのリスクも高まってしまいます。
自分だけの問題ではなくなるケースも起こり得ますので、少しでも気になる症状があれば早めに専門医の診察を受けるようにしましょう。
尿路感染症
尿路感染症は、尿道に細菌やウイルスが侵入し感染した状態を言います。
尿が体外へ排出される方向とは反対の方向、つまり尿道口の方から奥にある＊腎盂（じんう）に細菌やウイルスが侵入して感染症を起こします。
こちらも陰茎が不衛生な状態にしている事が要因として挙げられていますが、恥垢が溜まって菌が繁殖しやすくなった包茎が原因で、より発症するリスクが高まると言われています。
尿道口や亀頭を中心に清潔を保つようにする事が、予防の第一歩です。
＊腎盂（じんう）・・・腎臓の中にある尿を貯めて置く部分
包茎でリスクが高まる性病・性感染症。その種類について
こちらは主に性行為によって感染してしまう症状と原因について、代表的なものを挙げてみました。
その症状と原因や特徴は次のとおりです。
梅毒
梅毒は性感染症の一つとして挙げられ、梅毒トレポネーマという細菌が粘膜から感染する事によって発生する病気です。
梅毒は性行為だけでなく、母子感染による先天性梅毒という間接的な感染によって発生する場合もあります。
症状は潜伏期間によって変化し、初期の頃では性器や口に小さな腫れ物ができたり、進行が進んで行く事で全身に炎症を起こしたり、脳や心臓の疾患を引き起こす原因となる場合もあります。
淋病
淋病も有名な性感染症の一つで、淋菌という菌が原因となって発症しまう症状です。
こちらもあらゆる性行為によって粘膜に付着、感染して尿道から白っぽい分泌物が出たり、排尿時に痛みや違和感を感じたりします。
人によっては自覚症状がなく、感染している事を知らずに性行為によってパートナーである女性に移してしまう可能性もありますので、少しでも違和感を感じたら専門医に一度診てもらうようにしましょう。
クラミジア
この名称も一度は耳にされた事がある方が多いと思いますが、こちらもよくある性感染症で、いわゆる尿道炎です。
特に若年層で多く、ほとんどの方が自覚症状がなかったりしますが、一部の方ではかゆみが出たり、尿道から薄い膿が出る場合があります。
自分では気づかない間にもらってしまっていたり、移してしまう可能性もあり、世界的にも最も多い感染症とも言われています。
まとめ
いかがだったでしょうか？
性病や感染症は性交渉から発症する事が多い症状ですが、包茎である事が引き金となって感染するリスクが高くなってしまいます。
中には自覚症状がなく、自分が気づかないまま大切なパートナーの方に知らず知らず移してしまっている事もありますので、注意が必要です。
そのための予防策としては、常に陰茎や亀頭周辺を清潔に保つ事です。
まずは恥ずかしがらず、少しでも異変を感じたら早めに専門医に相談するようにしましょう。
特に包茎は清潔を保つのが困難である事が挙げられますので、感染するリスクを下げる為に包茎手術で包茎治療を行い、正常に露茎した陰茎にされる方も増えています。
この世に一つしかない大切なペニスです。清潔を維持するために包茎治療を早期に行っておく事をオススメ致します。
大分県で選ばれている男性専門クリニックをお探しの際はこちらもぜひ、参考にしてください。
今回の内容がお役に立てれば幸いです。