思春期を迎える中高生の頃は、ホルモンの関係で子供から大人の体へと急激に変化していく年代。やはり他の男友達のペニスの状態については気になるものです。
部活動の合宿などでクラスメートと一緒に入浴する機会もあり、サイズを比べられたりして人前で堂々とさらけ出す事ができなくなった方もいるかと思います。
学生時代に包茎をネタにされている男子の話を聞いたりしている女子からみても包茎は「陰キャ。」「セックス下手。」「そもそもできるのか？」といったネガティブな印象を持たれています。
しかし、包茎はイメージが先行していて特別恥ずかしい存在のように思われていますが、成人している日本人男性の約７割近くが何らかの包茎であると言われています。
なぜ、包茎は早く治療した方がいいのか？そもそも包茎とはどんな状態なのか？
この記事では大分で包茎に悩む男性に向けて、包茎の正しい基礎知識とその対処方法について詳しく調べ、まとめてみました。
包茎の基礎知識について抑えよう。あなたはどの包茎タイプ？
一言で包茎といっても、その状態は人によって様々。
包茎は包皮の被り具合によって大きく３つのタイプに分けられます。
仮性包茎
包茎の中でも最も該当者が多く、包茎男子の約８割近くが仮性包茎と呼ばれる包茎です。
仮性包茎は、通常時は亀頭の半分くらい包皮が被っていますが、勃起した時には完全に剥けて、性行為も問題なく行う事ができます。
仮性包茎は大変幅が広く、通常に露茎しているペニスと変わらないような軽度なものもあれば、亀頭が先端くらいしか見えないくらい包皮に覆われている重度なものもあります。
見た目を気にせず、清潔さを保てば特に日常生活を送るうえでは問題のない包茎ですので、基本的に無理に治療する必要もありませんが、自己判断が難しい包茎でもあります。
真性包茎
真性包茎は、平常時も勃起時も常に亀頭が包皮で被さった状態の事をいい、包茎男性の約1割の方がこちらに該当すると言われています。
真性包茎は亀頭と包皮が癒着してしまった状態で、自分で剥くことも困難です。
そのため、大変不衛生で亀頭包皮炎を発症するリスクも高く、最悪の場合は、陰茎ガンになってしまう場合もあり大変危険な状態も考えられます。
亀頭も刺激に弱く、早漏で性行為もまともにできない。悪臭を放つなど、放置しておけばおくほど状態が悪化していく包茎です。
カントン包茎
カントン包茎は、見た目は仮性包茎のようなものから真性包茎に近いものなど、一見どれがカントン包茎か見分けがつかない場合があります。
真性包茎とは違って強引に剥く事で、亀頭を露出する事ができますが、カントン包茎は包皮口が大変狭いため、亀頭が締め付けられて痛みを伴う場合が多くです。
しかも、場合によっては元の状態に戻せなくなってしまい、うっ血してしまったり、そのまま放置する事で最悪ペニスが壊死してしまう恐れもあり、大変危険です。
こちらも真性包茎と同様、病気扱いとして保険診療の対象ですので、早めに診察して最善の処置を専門医に仰ぐようにしましょう。
軽度な仮性包茎の人も要注意⁉埋没包茎とは？
実は軽度な仮性包茎のため、そんなに気にならず放置してきたという方でも要注意なのが埋没包茎です。
埋没包茎は、ペニスがお腹の下などに埋まってしまったような状態で、見た目でもペニスがほとんど隠れてしまっている包茎の事を言います。
加齢や肥満などによる後天的な事が原因でなりやすく、こちらはただの包茎治療だけでは改善しない場合もあり、陰茎を引っ張り出す長茎術などで改善する事ができます。
体型が変わりやすい４０代以降の男性や肥満体質の人に多く、見た目のカッコ悪さだけでなく、挿入も難しくなる事からクリニックに治療の相談をされる方も多い包茎です。
包茎の正しい対処法について。
包茎にはまず、早急に治療が必要なものと、本人が気にしなければそれほど急ぐ必要のないものがあります。
まず病気扱いである真性包茎とカントン包茎は、見た目の問題だけでなく、悪臭や性病を発症するリスクも高く、無理して剥いてうっ血するのなどの危険も伴う包茎です。
一方、仮性包茎に関しては個人による程度によって大きく変わりますが、基本的に本人が仮性包茎である事を気にせず、衛生面でも清潔さを保っていれば、慌てて治療をする必要はありません。
しかし、加齢や肥満によって包茎度合いが進行してしまったりして、中高年になって慌てて治療を希望する方もいますので、油断は禁物です。
また、皮が被っている以上不潔になりやすい事には変わりがなく、性行為によってパートナー女性に性感染症を移してしまうリスクもあります。
その包茎もまずは自己判断だけで片付けず、専門医による正しい診断を仰いで、適切に対処することが大切です。
まとめ
この記事では、大分県で包茎に悩む男性に向けて、包茎は早く治療した方がいいのか？包茎とはそもそもどんな状態か？その対処方法についてまとめてみました。
包茎は皮の被り具合によって大きく３つの状態に分けられ、仮性包茎・真性包茎・カントン包茎と呼ばれる包茎があります。
治療の緊急性が高いものから、見た目を気にせず、清潔さを保てば特に治療の必要のない包茎まで、状態によって様々です。
しかし、いずれの状態の包茎でも放置しておくことで困る場面も増えてきますし、いざ治療をしようと考えても既往症など健康状態によっては治療自体ができない場合もあります。
もし、そうなってしまうと一生を包茎姿で過ごす事になります。
高齢者の相談件数が近年増加傾向であることを考えても、やはり早めの対策が大切であるといえるでしょう。
クリニックの選び方については、こちらも参考にしていただけます。
今回の内容がお役に立てれば幸いです。