包茎の治療を検討するうえで大事な要素として、治療費の問題があります。
包茎治療の費用っていくらぐらいかかるものなのか?
どれくらいが妥当な金額なのか?
保険は使えるのだろうか?
色々と疑問が浮かぶかと思いますが、包茎治療の種類は数多くあって数万円の負担で済むものから、数十万円からが基本ベースになるものなど、ピンきりです。
しかし、あまり高額だと負担も大きいですし、あまり安いのも不安になってしまいますよね?
この記事では中津市で包茎治療を希望される方に、人気の包茎クリニック治療費の相場(2021年度)について調べ、最適な治療を選択できるようにまとめてみました。
公的保険が使えない仮性包茎は全額負担。
包茎の治療費を検討するうえでまず確認しておきたいのが、公的保険の適用の有無です。
結論から先にいうと、保険が適用されるのは病気扱いである真性包茎とカントン包茎のみ。仮性包茎の場合は自由診療扱いになります。
つまり、仮性包茎の場合だと全て全額実費になることをまずは抑えておきましょう。
一般の病院や泌尿器科では仮性包茎の治療に対応していないところがほとんどですので、治療を検討する際は包茎専門の美容外科から選択する事になります。
公的保険内の治療はあくまで露茎が目的。
もし、真性包茎とカントン包茎でお悩みで治療を検討される場合は、公的保険が使用できるため、泌尿器科や総合病院などで割安で治療する事が可能です。
自己負担額がおよそ3万円前後で済むなど、コスト面を考えればかなり負担を抑える事ができます。
ただ、治療後の仕上がり具合まで考慮してもらえないので注意しておきましょう。
公的保険での治療はあくまで露茎(包皮を切除して亀頭を常時露出させる。)が目的であるため、傷口が目立ってしまうリスクが高い事を認識しておく必要があります。
男性のプライバシーに対して特別な配慮はない。
包茎専門の美容外科クリニックでは、男性スタッフのみである事が割と一般的になっていますが、一般の泌尿器科や総合病院では他の患者さんと同様、通常と同じ待合室で診察を待ちます。
クリニックによっては女性の受付にいて、「この人、包茎なんだ。」と、知られたくない秘密を露呈してしまう場合もあります。
プライバシーを気にされる方は男性専門のクリニックを選ぶとよいでしょう。
最もポピュラーな環状切開法について。
包茎手術は種類も数多くあり、どれを選んでよいのか一般の人には大変わかりづらいですが、ここではシンプルに2種類に分類してみます。
まずは最もポピュラーな環状切開法という術式です。
環状切開法は、クランプと呼ばれる器具を使って余った包皮を切除する術式で、包茎治療を行うほとんどのクリニックで採用されています。
性感帯を残しながら比較的安全に治療を行えることから、経験の浅い医師でもリスクが少ないといった特徴があります。
有名クリニックの環状切開法の治療費としては以下のようになっています。
上野クリニック | ABCクリニック | コムロメンズクリニック | 本田ヒルズタワークリニック |
79,200円(税込)から | 50,000円(税込)から | 77,000円(税込) | 110,000円(税込) |
使用する縫合糸によって変動する。 | 真性包茎とカントン包茎は150,000円(税込)。 | 学生とWEB経由の申し込みで66,000円(税込)。 | 包茎専用器具を用いた方法。 |
なお、保険診療の場合の治療費は、およそ3万円前後を目安に考えておくとよいでしょう。
安価で安全な環状切開法だが、仕上がりには要注意。
泌尿器科、美容外科のどちらでも広く扱われている環状切開法ですが、仕上がりの面で不安な点も多いので予め認識しておきましょう。
傷跡が目立ってしまったり、亀頭下がピンクと茶色のツートンカラーになってしまう恐れがあります。
もし、こちらの治療法を検討される場合は、術後の状態について専門医に確認して納得したうえで受けるようにしましょう。
治療費は割高になるが、キレイな仕上がりを求めるなら亀頭直下埋没法。
もう一つの治療法が、亀頭直下埋没法による包茎手術です。
この治療法の最大のメリットは、傷跡が目立つ事なく自然な仕上がりが実現できる事です。
こちらは環状切開のように器具を使うのではなく、熟練の医師による手技によって包皮を切除します。
高い技術力が必要である事からかクオリティの質によって費用が変わっていくところが多く、費用が割高になってしまう事と執刀医によって出来栄えが変わる恐れがあります。
もしこちらの術式を選ぶ場合は、当日の執刀医について詳しく調べておきましょう。
亀頭直下埋没式の各クリニックの費用は次のとおりです。
上野クリニック | ABCクリニック | コムロメンズクリニック | 本田ヒルズタワークリニック |
121,000円(税込)から660,000円(税込) | 110,000円(税込)。 | 220,000円(税込) | 220,000円(税込) |
先述した環状切開法の費用に、希望する項目の費用が加算される料金体系。 | 仮性包茎のみ。他の男性期治療との同時施術も可能。 | 亀頭直下ダブルVカット法でどの包茎タイプにも対応。 | 亀頭直下ダブルVカット法でどの包茎タイプにも対応。 |
費用に関しては最低でも10万以上は必要で、仕上がり具合によって料金も上乗せになってしまいますので、費用と仕上がりのバランスをしっかりと考える必要があります。
まとめ。
ここまで気になる包茎クリニックの治療費用の相場について、中津市の包茎で悩む男性から人気のクリニックを例に挙げさせていただきました。
仮性包茎の場合は、自由診療による治療となりますので、クリニックや選ぶ術式によって大きく左右されます。
また、真性包茎やカントン包茎も保険を使った治療を選択するのか、負担は大きくなっても仕上がりに配慮した自由診療を選択するのかなど、判断には迷われると思います。
包茎治療では、どれくらいの質の治療をいくらぐらいの費用負担で求めるのか、費用対効果をしっかり考えて行う事が重要です。
ご自身のご予算や仕上がり具合、今後の生活において何を大事にするのかなど、しっかりと熟考して納得のいく判断をしていただければと思います。
納得いく治療を行うためには、一つのクリニックだけで決めてしまわず複数のクリニックに相談して、自分の考えや希望とマッチしそうなクリニックを選択してみる事が大切です。
包茎専門クリニックの選び方については、こちらの記事も参考にしていただけます。
今回の記事が参考になれば幸いです。